友達と会うことは決まったのに、「何を食べるか」がなかなか決まらない。外食のジャンルは和食から焼肉、イタリアン、エスニックまで幅広く、選択肢が多いほど迷いやすくなります。この記事では、外食の主なジャンルを一覧で整理し、それぞれの特徴や予算の目安、向いているシーンをまとめました。あわせて、ソーシャルダイニングサービス「Gourmate(グルメイト)」で実際に作成された食事会の募集から、どんなジャンルが選ばれているのかという傾向データも紹介します。相手の好みや気分、予算から順番に絞り込んでいけば、友達とのご飯選びはぐっと楽になります。

友達とのご飯で何を食べるか迷う理由

友達とのご飯で何を食べるか迷うのは、考える条件が多いからです。自分の食べたいものだけでなく、相手の好き嫌いやアレルギー、お互いの予算、お店の雰囲気やアクセス、その日の気分まで、いくつもの要素が絡み合います。特に相手を気づかうほど「相手に合わせよう」と考えてしまい、かえって決められなくなりがちです。

選択肢の多さも一因です。外食のジャンルは数多くあり、それぞれにさらに細かい分類があります。情報が多いほど比較に時間がかかり、結局いつも同じお店に落ち着いてしまう、ということも起こります。迷いを減らすコツは、まずジャンルの全体像を把握したうえで、条件を順番に当てはめて絞り込んでいくことです。

外食のジャンル一覧と特徴

はじめに、外食にどんなジャンルがあるのか全体像を押さえておきましょう。下の表は、友達とのご飯で候補になりやすい主なジャンルを、特徴・予算の目安・向いているシーンとともに整理したものです。予算はディナーで一人あたりの目安で、お店のグレードによって幅があります。

ジャンル

特徴

予算の目安

向いているシーン

和食

定食から会席まで幅広く、素材を生かした料理が中心。落ち着いて食べられる

3,000〜8,000円

ゆっくり話したいとき、幅広い年代との食事

寿司

回転寿司からカウンターまで価格帯が広い。ネタの好みが分かれにくい

3,000〜10,000円

少し特別な日、魚が好きな相手と

焼肉

みんなで焼いてシェアしやすく、盛り上がりやすい定番

4,000〜8,000円

がっつり食べたいとき、複数人での食事

焼き鳥

一品ずつ頼めて予算を調整しやすい。お酒とも合わせやすい

3,000〜5,000円

仕事帰りの軽い一杯、少人数

居酒屋

和洋中そろったメニューの幅が広く、好みが分かれても対応しやすい

3,000〜5,000円

大人数、幹事に迷ったとき

イタリアン

パスタやピザを取り分けやすく、カジュアルからきれいめまで選べる

3,000〜6,000円

女子会・男子会、雰囲気を重視したいとき

フレンチ

コースが中心で特別感がある。記念日やお祝いに向く

6,000〜15,000円

特別な日、久しぶりの再会

中華

大皿を取り分けるスタイルで、大人数でも注文しやすい

3,000〜6,000円

大人数、いろいろ食べたいとき

エスニック(韓国・タイ・ベトナムなど)

個性的な味つけで話題になりやすい。刺激のある料理が好きな人に

2,500〜5,000円

いつもと違うものを食べたいとき

カフェ

軽食やスイーツ中心で、長居して話しやすい。お酒が苦手でも安心

1,000〜3,000円

昼間の食事、落ち着いて話したいとき

ラーメン・つけ麺

一人あたりの負担が軽く、短時間でさっと食べられる

1,000〜2,000円

ちょっとした食事、締めの一杯

大きく分けると、焼肉や中華のように取り分けて食べるジャンル、和食やカフェのように落ち着いて話しやすいジャンル、フレンチや寿司のように特別感のあるジャンルに整理できます。この分類を頭に入れておくと、シーンに合わせて選びやすくなります。

実際の食事会で選ばれているジャンル

一覧を見ても決めきれないときは、ほかの人が実際にどのジャンルを選んでいるかが参考になります。ソーシャルダイニングサービス「Gourmate(グルメイト)」で作成された食事会の募集を集計すると、選ばれているジャンルには次のような傾向があります。

ジャンル

選ばれている割合

焼肉

13.4%

和食

12.2%

居酒屋

10.8%

イタリアン

10.6%

カフェ

8.5%

フレンチ

7.4%

寿司

6.0%

中華

4.4%

焼き鳥

4.4%

その他・複数ジャンル

13.8%

焼肉や和食、居酒屋、イタリアンといった、複数人でシェアしながら食べやすいジャンルが上位に並びます。取り分けやすく会話もしやすいため、友達とのご飯では定番といえます。一方でカフェやフレンチのように、落ち着いて話したい場面や特別感のある食事に選ばれるジャンルも一定の割合を占めています。迷ったときは、まず上位のジャンルから検討するのが失敗しにくい選び方です。

予算帯の傾向も、選び方の目安になります。募集の予算帯では5,001〜10,000円がもっとも多く23.3%、次いで2,501〜5,000円が18.6%でした。友達との食事会では、気軽すぎず特別すぎない、3,000〜10,000円あたりが選ばれやすい価格帯だと分かります。お店を決めるときの現実的な目安として役立ちます。なお、ここで紹介した傾向は募集内容の割合に基づくもので、実数や個人が特定される情報は含みません。

何を食べるか決めるときのフレーム

ジャンルの全体像と人気の傾向がつかめたら、次は具体的に絞り込みます。おすすめは、次の順番で条件を当てはめていく方法です。上から順に決めていくと、候補が自然と狭まっていきます。

  1. 相手の苦手やアレルギーを確認する。最初に外せないのが、相手が食べられないものの確認です。苦手な食材があると、せっかくの食事が楽しめません。よくある苦手食材は嫌いな食べ物ランキングにまとめているので、話のきっかけにしてみてください。
  2. その日の気分を合わせる。がっつり食べたいのか、さっぱりしたものがいいのか。この方向性が決まるだけで、焼肉や中華か、和食や寿司か、という大きな絞り込みができます。
  3. 予算をすり合わせる。想定していた金額が大きくずれると、相手に気をつかわせてしまいます。前述の3,000〜10,000円あたりを基準に、その日の位置づけに合わせて調整しましょう。
  4. シーンに合わせる。平日の軽い食事なのか、週末にゆっくり話す会なのかで、向いているジャンルは変わります。次の章で詳しく紹介します。

迷ったときは二択で提案する

「何食べたい?」と聞くと、相手も「何でもいい」と返しがちで、かえって決まりません。おすすめは、こちらから二択で提案する方法です。「焼肉と寿司ならどっちがいい?」のように選択肢を2つに絞ると、相手は答えやすく、話が前に進みます。決まらなければ、また別の二択を出せば大丈夫です。相手に丸投げせず、自分から候補を出す姿勢が、スムーズに決めるコツです。

決められないときの定番は居酒屋とイタリアン

それでも決められないときは、居酒屋かイタリアンを候補にすると失敗が少なくなります。どちらもメニューの幅が広く、肉も魚も野菜もそろうため、好みが分かれても全員が食べたいものを見つけやすいからです。実際の食事会でも上位に入るジャンルなので、迷ったときの安全な選択肢として覚えておくと便利です。

友達との夜ご飯、シーン別のおすすめジャンル

友達との夜ご飯は、シーンによって向いているジャンルが変わります。代表的な場面ごとに、おすすめを紹介します。

平日の仕事帰り

平日は、居酒屋や焼き鳥、軽めの和食が向いています。翌日に響かせず、さっと食べて解散しやすいジャンルを選ぶと、お互い無理なく続けられます。一品ずつ頼める焼き鳥や、メニューの幅が広い居酒屋なら、その日の気分や体調に合わせて調整しやすいのも利点です。

週末にゆっくり話したいとき

週末や休日にゆっくり話したいなら、焼肉やイタリアン、個室のある和食がおすすめです。時間を気にせず話せるお店を選ぶと、会話も弾みます。何を話そうか迷うなら、食事会で盛り上がる話題も参考にしてみてください。話題の引き出しがあると、久しぶりの相手でも間が持ちやすくなります。

久しぶりの再会や特別な日

久しぶりの再会や記念日には、フレンチや寿司のような特別感のあるジャンルが向いています。少し背伸びしたお店を選ぶと、その日の食事が思い出に残りやすくなります。コース中心のお店なら注文で迷うこともなく、料理を待つ間の会話に集中できます。

大人数で集まるとき

大人数で集まるときは、居酒屋や中華が便利です。取り分けやすく、コースや飲み放題を用意しているお店が多いため、幹事の負担も軽くなります。男同士で集まるお店に悩むときは、男同士でご飯に行くときのお店選びも参考になります。人数が多いほど、事前の予約とジャンル選びが食事会の満足度を左右します。

ジャンルを決めたあとに失敗しないポイント

ジャンルが決まったら、お店で気持ちよく過ごすために次の点も押さえておきましょう。

  • 苦手やアレルギーは、お店を決める前に最終確認する。ジャンルは合っていても、特定の食材が中心のお店だと楽しめないことがあります。
  • お互いがアクセスしやすい場所を選ぶ。移動に時間がかかると、それだけで気持ちが重くなります。中間地点や乗り換えのしやすい駅が便利です。
  • 予約は早めに入れる。人気のジャンルや週末は席が埋まりやすいため、日程が決まったら先に押さえておくと安心です。
  • 口コミの点数だけで決めない。評価が高くても好みに合うとは限りません。ジャンルと予算、雰囲気を軸に選ぶと後悔が少なくなります。

行きたいジャンルが決まったら、一緒に行く相手を見つける

行きたいジャンルが決まったら、次は一緒に行く相手を見つける番です。友達と予定が合わないときや、特定のジャンルを一緒に楽しめる相手を探したいときは、ソーシャルダイニングサービスを使う方法があります。

Gourmate(グルメイト)は、「食」を起点に、人がつながるソーシャルダイニングサービスです。エリアや食のジャンルから気になる食事会の募集を探して応募することも、自分で行きたいお店の食事会を立てて仲間を募ることもできます。予定を事前に立てて食事会を楽しむスタイルなので、忙しい社会人でも無理なく続けられます。無料で始められるので、行きたいジャンルのお店が決まっているなら、その食事会を探すところから始めてみてください。友達をご飯に誘うときの伝え方は、ご飯の誘い方の解説記事もあわせて参考になります。