東京と大阪、「食」へのこだわりが違う

「東京と大阪、どっちがグルメ?」この議論に終わりはありません。ですが、データで見ると明確な傾向の違いが浮かび上がります。Gourmateの食事データをユーザー単位で集計した結果をもとに、両都市の食文化を比較してみました。

予算帯に明確な差が出た

大阪は2,501〜5,000円の価格帯に集中する傾向が強いです。コスパ重視の文化が、データにもはっきり表れています。一方、東京は予算帯が幅広いです。5,000円以下も多いですが、10,000円超の投稿も一定数あります。「安くて旨い」も「贅沢な一食」も共存する街。

それが東京の特徴です。大阪の場合、5,000円以下で満足度の高い店が多いことの裏返しでもあります。「安くて旨い」は大阪の誇りです。

人気カテゴリは似ているようで違う

両都市のカテゴリ上位を比べてみます(その他を除く)。東京: 和食 > 焼肉 > イタリアン > カフェ大阪: 焼肉 ≒ 和食 ≒ イタリアン > 寿司東京は和食がトップ。ジャンルの幅広さも目立ちます。寿司・天ぷら・割烹など、和食の選択肢が豊富です。

大阪は焼肉・和食・イタリアンがほぼ横並び。特定ジャンルに集中するというより、バランスよく選ばれています。寿司の比率が相対的に高いのも大阪の特徴です。

サシ率 — 実は大阪のほうが高い

1対1の食事、いわゆる「サシ飯」の比率にも差があります。サシ募集の投稿割合をユーザー平均で見ると——東京: サシ率 70%大阪: サシ率 75%5ポイントの差で、大阪のほうがサシ率が高いです。これは意外な結果です。「大阪はみんなでワイワイ」というイメージとは逆です。

実際には、大阪のユーザーのほうが1対1の食事を好む傾向にあります。関西の「距離の近さ」が、サシ飯のハードルを下げているのかもしれません。

両都市のグルメ文化、どう活かす?

データから見えたのは、優劣ではなく「性格の違い」です。大阪で食事に誘うなら、5,000円以下の焼肉か和食が鉄板東京なら、予算帯を相手に合わせて幅広く提案できますサシで誘うなら、実は大阪のほうがハードルは低いです相手の住むエリアに合わせた誘い方が、成功率を左右します。