「飯友(めしとも)がほしい」と感じたことはありませんか。一人の食事にも良さはありますが、気の合う相手と新しいお店を開拓したり、行きたかった話題の店を一緒に楽しんだりできれば、外食はもっと豊かになります。この記事では、飯友とは何かという言葉の意味から、普通の友達との違い、飯友がいると変わること、そして飯友の作り方の全体像までを整理します。あわせて、ソーシャルダイニングサービス「Gourmate(グルメイト)」を使って飯友とつながる方法も紹介します。
飯友(めしとも)とは
飯友(めしとも)とは、一緒にご飯を食べることを目的にした友達のことです。恋人でも家族でもなく、仕事上の付き合いでもありません。ただ「おいしいものを一緒に食べたい」という気持ちだけでつながる、気楽な関係を指します。何かを相談したり悩みを打ち明けたりする深い友情とは少し違い、食事という一点で成り立つのが飯友の特徴です。
似た言葉に「飯フレ」「飯フレンド」「ご飯友達」がありますが、指している中身はほとんど同じです。飯フレ・飯フレンドは飯友をくだけて言った俗称で、ご飯友達はそれを丁寧に言い換えた呼び方、という程度の差にすぎません。どれも「一緒に食事を楽しむ相手」を意味していて、厳密な線引きがあるわけではないので、自分がしっくりくる呼び方を使えば十分です。
飯友は、恋愛を前提とした関係とは切り離して考えられることが多いのも特徴です。食事という共通の目的だけでつながるため、余計な気を回さずに「今度あそこに行こう」と誘い合えます。一緒にご飯を食べてくれる相手が身近に見つからないと感じている人は、一緒にご飯を食べてくれる人の探し方の記事もあわせてご覧ください。
飯友という言葉がよく使われるようになった背景には、大人になると食事仲間が自然にはできにくくなる事情があります。学生の頃は同じ授業やサークルで気軽に食事に行けましたが、社会人になると友人はそれぞれ仕事や家庭で忙しくなり、予定を合わせるだけでもひと苦労になります。だからこそ、恋愛でも深い友情でもなく、食事の時間だけを気楽に共有できる相手として、飯友が求められるようになっているのです。
飯友と普通の友達の違い
普通の友達との違いは、関係の起点が「食事」に絞られている点にあります。学生時代からの友人や職場の仲間は、思い出や日常の相談ごとまで幅広く共有する関係です。一方の飯友は、「一緒にご飯に行く」という一点だけで成り立ちます。この割り切りが、かえって気軽さを生みます。
たとえば、しばらく連絡を取っていなくても「久しぶりにあの店行かない」と気兼ねなく誘えるのが飯友です。普段の生活の細かい部分まで踏み込まないぶん、会うときは純粋に食事の時間を楽しめます。関係を維持するために無理をする必要がないので、続けやすいのです。
もうひとつの違いは、利害がないことです。職場の人間関係のように評価や立場を気にする必要がなく、損得抜きで「この料理おいしいね」と言い合えます。食の好みという分かりやすい共通点があるので、そこまで深く知り合っていなくても会話が成り立ち、初対面に近い間柄でも食卓では自然と打ち解けられます。
飯友は一人に限る必要もありません。和食が好きな相手、新しいお店を開拓したい相手というように、食の好みや目的ごとに複数の飯友がいると、その日の気分に合わせて誘えます。深い友情のように特別な一人を求めるのではなく、食事の場面ごとに気軽に声をかけ合える相手を何人か持てるのも、飯友ならではの気楽さです。
飯友がいると何が変わるか
飯友がいると、まず「行きたいお店に行ける」ようになります。一人では入りにくいお店、コース料理やシェアが前提のお店、予約が二名からのお店。誘える相手が一人いるだけで、選べるお店の幅が一気に広がります。ずっと気になっていた話題の店に、ようやく足を運べるようになるのです。
次に、外食そのものの楽しみが増えます。同じ料理でも、感想を言い合いながら食べると味わい方が変わります。一皿を分け合えば一度に色々な味を試せますし、「次はどこに行こう」と店を探す時間まで楽しみになります。一人の外食では得られない、会話込みの満足感が生まれます。
さらに、食の世界そのものが広がります。一人だと似たような店ばかり選びがちですが、相手の行きたい店に付き合ううちに、これまで縁のなかったジャンルの料理を知ることができます。行動範囲が少しずつ押し広げられ、外食の一回一回が新しい発見の機会になっていきます。
そして、一緒に食事をすること自体が、人との距離を縮める働きを持ちます。同じ食卓を囲むと相手への親近感や信頼が育まれやすいことは、心理学の研究でも指摘されています。飯友との食事を重ねるうちに関係が深まっていく背景については、一緒にご飯を食べる心理を解説した記事をご覧ください。
飯友の作り方の全体像
飯友を作る方法は、大きく三つの入口に整理できます。難しく考えず、自分に合いそうなところから試してみるのがおすすめです。
一つめは、職場や知人など身近なつながりから広げる方法です。同僚や旧友に「ご飯だけ気軽に行ける相手がほしい」と伝えておくと、食の好みが近い人を紹介してもらえることがあります。すでに面識がある相手なら、最初の一歩を踏み出しやすいのが利点です。
二つめは、共通の趣味やコミュニティから食事に発展させる方法です。同じ関心を持つ人の集まりでは会話に困りにくく、その流れで「今度ご飯でも」とつながっていけます。ただし活動の中心はあくまで趣味なので、食事だけを楽しみたい人には少し遠回りになることもあります。
三つめは、食事会の募集に応募する方法です。お店・日時・人数・予算が決まった募集や、飯フレを募集している食事会に参加すれば、やり取りを長く重ねる前に「一緒にご飯を食べる」が実現します。食事という目的が最初から共有されているので、初対面でも気兼ねなく参加でき、そこで気が合えば飯友に発展していきます。それぞれの進め方や、友達作りアプリの活用法などの詳しい手順は、社会人のご飯友達の作り方の記事で解説しています。
どの入口が正解ということはなく、複数を並行して試すのが現実的です。身近な相手にはさりげなく声をかけつつ、食事会の募集ものぞいてみる。そうして間口を広げておくと、食の好みが近い相手が見つかる機会が自然と増えていきます。焦らず、続けやすい方法から始めるのが長続きのコツです。
飯友関係を長続きさせるコツ
せっかくできた飯友との関係を長く続けるには、ちょっとしたコツがあります。難しいことではなく、気楽さを損なわない距離感を保つことが基本です。
まず、支払いは割り勘を基本にすることです。おごり・おごられを前提にすると、貸し借りの意識が生まれて気軽に誘いにくくなります。金額のやり取りをあっさり済ませられる関係のほうが、次の約束もしやすくなります。
お店選びを持ち回りにするのもおすすめです。毎回どちらか一方が店を決めると負担が偏りますが、交代で「次はここに行きたい」を出し合えば、二人とも新しいお店を楽しめます。食事のあとに「また行こう」と一言添えるだけでも、次の誘いにつなげやすくなります。
次に、気軽さを保つことです。飯友は食事という一点でつながる関係なので、プライベートに深く踏み込みすぎないほうがうまくいきます。相手の予定や生活に無理に関わろうとせず、「食事の時間だけを一緒に楽しむ」というスタンスを大切にしましょう。
そして、頻度の期待値をそろえることです。毎月のように会いたい人もいれば、たまに行ければ十分という人もいます。自分の理想を押し付けず、相手の心地よいペースを尊重すると長続きします。気兼ねなく続けやすいという点では、男性同士・女性同士の飯友も選ばれています。同性の相手を探す考え方は、同性のご飯友達の記事で紹介しています。
Gourmateで飯友とつながる
Gourmate(グルメイト)は、「食」を起点に、人がつながるソーシャルダイニングサービスです。エリアや食のジャンルから気になる食事会の募集を探して応募することも、自分で行きたいお店の食事会を立てて参加者を募ることもできます。お店・日時・人数・予算が最初から決まっているので、目的のずれや費用の気まずさが起きにくいのも特徴です。
男性同士・女性同士で楽しむ食事会もあり、恋愛を目的としないため、食事仲間として気軽につながれます。予定を事前に立てて食事会を楽しむスタイルなので、忙しい社会人でも自分のペースで飯友との時間を重ねられます。無料で始められるので、まずはどんなジャンルの食事会が募集されているかをのぞいてみてください。


